と私たちの生活

「雪国日本」では長い間、雪と関わりながら、現在の良好な生活環境や産業を築き上げてきました。

雪国には、野菜を保存のために雪の中に埋める文化がありました。
それは、はからずも熟成された美味しい味になり、雪国ならではの生活の知恵として育まれてきました。
現在では、あえて寒さにさらすことで糖度が上昇する「寒じめ栽培」研究のほか、日本酒を雪の中に貯蔵することでまろやかな味わいに仕上げるなど、さまざまな雪の活用が行われています。

雁木は民家の敷地を雪のない冬の通路として利用し合う雪国の智恵から生まれました。
また、信州には「雪かき隣三尺」という言葉があります。雪が降るとみんな朝早くから起きて雪かきを始めます。隣の家との境界まできっちりとかくのではなく、隣の敷地ま で少し雪かきをします。
やりすぎもかえって気を遣わせるので、三尺が丁度いいのです。